タイ工業連盟(FTI)サンティ会長は、タイの輸出業界が他国と海外での価格競争に対応できるよう、タイ中央銀行(BOT)にバーツ相場を1ドル36バーツの水準に引き下げるよう求めたことが明らかとなった。
また商業銀行が貸し渋りを行っていることで、中小企業の流動性が悪化していることから、中小企業向けの貸し渋りの対策を講じるよう求めたとのことだ。
米経済の回復が予想より早まっていることで、欧米の機関投資家を中心にアジア諸国への資金投下を始めており、バーツ相場は連日のようにドル安バーツ高となっていた。