タイ証券取引所(SET)パタリヤ所長は、2013年度のタイ株式市場の目標としていた市場総額12兆バーツの引き下げを検討していると述べた。現在の世界的不況の影響が、アジア圏内の株式市場に影響を及ぼしたことで、タイ株式市場にも影響を及ぼしており、不況前の6兆バーツの市場総額から3兆2000万バーツまで下落したため、目標を引き下げざるを得ないと見ているというのだ。
だが最近景気回復が予想以上に早く回復する見通しとなったことで、欧米の投資家を中心にアジア圏内の株式市場に再投資を始めており、この影響でSET指数は年初から大幅に上昇した。