農業協同組合農業経済事務局のアピチャート氏によると、タイ豪自由貿易協定(FTA)の締結後、過去三年間で連続黒字になっていることを明らかにした。これによるとFTA締結後2005年の貿易収支がプラス24億2300万バーツ、2006年がプラス38億2000万バーツ、2007年がプラス74億7100バーツとなった。2007年は2006年に比べ約2倍の黒字となった。
現在主な豪州向け輸出品は、米、冷凍エビ、缶詰マグロが中心に輸出されている。今後ドラゴンフルーツ、ドリアン、マンゴスチンなどの熱帯地域の果物を、積極的に輸出していくとしている。