名古屋税関は、タイから国際スピード郵便物を利用して覚醒剤約20グラムを密輸入しようとしたとして、静岡県浜松市中央区の会社員、ムーンサンティア・スウィット容疑者(タイ国籍、30歳)を、関税法違反で静岡地方検察庁浜松支部に告発した。
同税関によると、静岡県警察本部薬物銃器国際捜査課と、静岡県浜松東警察署と共同で調査を実施。同容疑者は3月10日、氏名不詳者と共謀し、タイから国際スピード郵便を利用して覚醒剤20.188グラムを密輸入しようとした。東京税関東京外郵出張所の職員が発見した。
同容疑者は、自分で使用する目的で密輸入したと供述しているという。