今朝のバーツ相場は、前日の1ドル35.15/18バーツからドル安バーツ高となる1ドル35.12/15バーツで取引が開始した。
バンク・オブ・アユタヤ(BAY)アナリストは、本日バーツ相場の市場変動要因は米FEDと米財務省による19大銀行へのストレス・テストの結果だとしている。もし結果が悪かった場合、米政府は何かしらの形で支援するだろうとみている。だがそうなれば投資家は保守的な投資となり、バーツ相場は再びドル高バーツ安の流れになるという。
また今日夕刻欧州中央銀行(ECB)の会議で政策金利の引き下げが議論されることも市場は注目していると述べた。市場予測は政策金利を0.25%引き下げると見ている。