タイ地元紙によると、バンコク都内プラナコーン区カオサン通り近くのタナウ通りで、露店で衣料品を販売していた女性(35)とその息子(19)、知人の男性(33)の3人が銃撃され死亡、また巻き込まれたスウェーデン人女性(21)が背中を撃たれ負傷した。
目撃者によると、2年ほど前に別れた元夫の男性(44)が復縁を求め、会いに来ていた。だが復縁を拒否されたため、男性が発砲したという。
発砲後、犯人の男性はバイクで逃走したものの、タイ中部チョンブリー県で現地警察によって逮捕された。
犯人の男性は、元妻が外国人の男に気に入られ、言い寄られていたことから嫉妬し犯行に至った。また息子を銃殺した理由に、殴られた上に酷く罵られたことからカッとなって発砲したと供述している。