タイ国境警備警察は7日、北部ターク県メーソート郡でパトロール中、不審な中国人7人を発見。取り調べた結果、ミャンマー・カレン州ミャワディを拠点とするコールセンター犯罪組織の構成員だと判明した。
マティチョンの報道によると、7人は取り調べに対し、中国へ帰国しようと不法にタイ側へ渡ったと話している。
タイが2月に実施したミャンマー側への電力供給停止措置の影響で、犯罪組織は活動時間を短縮。気温が高い日も節約のため、エアコンの使用を停止。さらに成績の悪い労働者を解雇しているという。
7人の氏名はBING CHUN(18歳)、ZHU LI FENG(25歳)、GAO HONG WEI(24歳)、HE HESNI MING(21歳)、GU MING ZHENG(27歳)、LUO CHNG LIANG(17歳)、WU GUO QIANG(28歳)。いずれもパスポートなどの身分証を持っていなかった。