タイ工業連盟(FTI)の発表によると、2月の自動車生産台数は、前年同月比13.6%減の11万5487台。金融機関の融資審査が依然厳しく、1トンピックアップトラックの販売が42%減少したことが影響した。
プラチャーチャート・トゥラキットの報道によると、輸出向け生産は同9.5%減の7万8535台、国内販売向けは同21.3%減の3万6952台。
2025年1~2月生産台数は、前年同期比19.3%減の22万2590台。輸出向けは同15.6%減の15万3579台で、特に乗用車は同47%減少した。国内販売向けは同26.5%減の6万9011台。
FTI自動車産業部会のスラポン会長は、金融機関の融資条件の厳格化の影響で、1トンピックアップの販売が前年同月比42.1%減少したと説明。1万993台に急減した。また輸出向け生産は、中国車ブランドとの競争激化や、一部の国での排ガス規制の影響で減少した。