タイのタクシン・シナワット元首相は23日、亡命中の妹であるインラック元首相について、今年のソンクラーン祭りに帰国できないと認めた。タクシン氏は昨年、インラック氏が2025年4月に帰国すると述べていた。
タイラットの報道によると、タクシン氏は、今はインラック氏の帰国のタイミングではないと述べ、「帰国して欲しいが、希望と現実は必ずしも一致しない」と記者団に語った。帰国の障害になっている要因については詳細を明かさなかった。
タクシン氏は2023年8月、亡命先から17年ぶりにタイへ帰国。ソンクラーンを共に祝うため、インラック氏をタイに呼び戻す計画だと述べていた。