タイ文科省美術局は、バンコクの戦勝記念塔(ラーチャテーウィー区タノンパヤタイ)を歴史的建造物に登録した。王室官報で発表した。
プラチャーチャート・トゥラキットの報道によると、記念塔の敷地面積は約3ライ31タランワー(約5100平方メートル)。
戦勝記念塔は、1940年から1941年にかけて起きた国境紛争、タイ・フランス領インドシナ紛争により犠牲となった軍人や警察官、民間人の合計59人を慰霊するため、1941年に建設された。
記念碑の台座には、戦争に参加した陸軍と海軍、空軍、警察官、民間人の5体の像があり、銘板には1940年から1954年までの国際紛争で犠牲となったタイ国民801人の名前も刻まれている。