タイ観光・スポーツ省観光局は、国内で営業する観光ツアーガイド会社約2000件を対象にした2024年の調査で、無許可営業や許可証を提示しないなど、複数の違反を確認したと発表した。
プラチャーチャート・トゥラキットの報道によると、同局のチャトゥロン局長は、観光ツアーガイド会社に対し、正式な手続きを経て許可証を取得するよう求めた。期限が切れる前に更新することや、旅行者への保険の提供も徹底するよう呼び掛け、2025年も取り締まりを継続すると述べた。
またバンコク・ポストによると、プーケット入国管理局は、外国人がツアーガイドとして違法に働き、逮捕される事例が多発していると明らかにした。同局のクリアングライ・アリヤイン警察大佐は、「法律違反が発覚した場合、逮捕されて国外追放になる」と警告している。