ペートンターン・シナワット首相は26日、電子タバコが学校などの教育機関周辺で違法販売・輸入されている問題について、30日以内に撲滅するよう指示した。
プラチャーチャート・トゥラキットなどの報道によると、ペートンターン首相は、タイ国家警察と商務省、内務省、関税局が共同で、全国規模の撲滅作戦を実施すると自身のSNSに投稿。政府当局に加え、一般市民も違法電子タバコ店の通報に協力するよう呼び掛けた。
「子どもや若者を違法電子タバコの取引から守るために協力してもらいたい。若者へ電子タバコを販売する店舗を見つけたら、ためらわず警察に通報して」としている。
電子タバコ店の取り締まりに併せ、隠し保管場所の捜索や、健康リスクに関する一般市民への啓発も強化する予定。