同性同士の結婚を認める結婚平等法が施行されて初めて迎えた2025年のバレンタインデー。2月14日に婚姻届を提出したカップルは、タイ全国で1万7458組だったことが地方行政局の統計で分かった。そのうち同性婚は2039組。男性同士は440組、女性同士は1599組だった。
プラチャーチャート・トゥラキットの報道によると、バンコク都50区で婚姻届を提出したのは3296組で、過去3年間で最高。そのうち男性同士は155組、女性同士は372組。
婚姻届の提出が最も多い役所はバーンラック区で906組。バーンラックの地名は「愛の街」という意味があり、縁起を担ぎたいカップルに人気がある。次いでバーンクンティアン区141組、バーンスー区108組、サーイマイ区106組、バーンケー区90組が続いた。
最も少ない役所はタリンチャン区14組。離婚届けは49組だった。
昨年のバレンタインデーにバンコク都50区で婚姻届を提出したカップルは2762組。2023年は2603組だった。