タイ内務省は、銃器所持許可証の発行を14日から1年間禁止する。ペートンターン・シナワット首相とアヌティン・チャーンウィーラクーン内務相が12日、命令書に共同署名した。
マティチョンの報道によると、同省のトライスリー報道官は13日、国内では近年、公共の場所への銃器の持ち込みやインターネット上で銃の所持を誇示する事例など、銃器による事件が多発しているため、禁止令を導入すると述べた。
タイでは昨年12月、与党タイ貢献党の元報道官が銃撃される事件が発生。11月にも南部ナラーティワート県の自治体の行政トップが射殺される事件が起きている。