タイのペートンターン・シナワット首相は12日、観光業の活性化を目指し、午後と仏教の日に禁止されているアルコール飲料の販売について、再検討するよう指示した。
カオソッドの報道によると、ペートンターン首相は記者団に対し、複数の業界がアルコール販売規制に不満を持っていると述べ、時代遅れの規制が国の経済成長と観光振興の障害になっていると語った。
飲料事業協会のタナコーン元会長は、ペートンターン首相の方針を歓迎。オンライン販売なども解禁した場合、外国人旅行者を含む国内の消費額が500億バーツ増加すると述べた。
タイでは1972年から、午後2時から5時までと、仏教の祝日のアルコール販売が禁止されている。