タイ食品医薬品局(FDA)は5日、ベルギーのコカコーラ工場で生産された炭酸水から高濃度の塩素酸塩が検出された問題で、同工場で生産された製品はタイに輸入されていないと明らかにした。 マティチョンの報道によると、FDAのラーチャイ副局長は、タイで流通している輸入清涼飲料水の多くがラオスやシンガポールなどの東南アジア産だと述べた。 同工場の製品を輸入していたヨーロッパ各国では先月、商品を回収していた。塩素酸塩は、水処理や食品加工時に使用した塩素系消毒剤から発生する。