タイ警察や人権団体がジョージアの「卵子採取施設」からタイ人女性3人を救出した事件で、パヴェナ子ども女性財団のパヴェナ会長は、赤ちゃんの血液が目的で代理出産を依頼するケースもあると明かした。
マティチョンの報道によると、パヴェナ会長は4日に出演したテレビ番組で、代理母となったタイ人女性からの支援要請を紹介。女性は中国人男性の依頼で代理母となり、妊娠したが、依頼者に不信感を持っているという。同財団は女性を保護した。
その後、財団に中国人女性が来訪。依頼者の子どもが血液の病気で、輸血のために赤ちゃんが必要だと話し、出産後に赤ちゃんを引き渡すよう求めたという。
代理母になったタイ人女性は、「赤ちゃんが人間扱いされていない。引き渡したくない」と話している。