大気汚染微粒子PM2.5削減対策として7日間実施したバンコク首都圏の電車・バス無料措置で、電車利用者が合計1450万人に達した。全線乗車料金20バーツ措置を予定通り今年9月から実行すれば、さらに多くの利用者を見込めるという。
プラチャーチャート・トゥラキットの報道によると、無料措置は1月25日から31日の7日間実施。電車利用者は前週(18~24日)と比較して、39.6%増の1450万6212人。バンコク大量輸送公社(BMTA)運営の路線バスは、36.8%増の500万7491人。
運輸省のスリヤ・ジュンルンルアンキット運輸相は2日、期間中の個人自家用車利用が35万台減少したと述べた。二酸化炭素排出量は1日当たり約2000キログラム、窒素排出量は1日当たり1万4800キログラム削減できたという。