タイ地元紙によると、タイ南部ソンクラー県厚生局サンポン氏は、現在同県内でチクングンヤ熱が大流行していると明らかにした。
地域内の監視センターからの報告によると、今年1月1日から4月27日までの期間に同熱病に感染した患者は6379人に達し、サバーヨイ郡で3007人、チャナ郡で1387人、サダオ郡で1082人、テーパ郡で328人、ナタウィ郡で314人が感染したという。また人口が多いハートヤイを始めクローンホイコーン郡でも少数ながら感染者がいたとしている。
現在この熱病の媒介となっている蚊の駆除を進めているものの、大雨が続いていることから繁殖が早く駆除をするのは難しいと見られている。