タイ中央銀行(BOT)ドゥアンマニー副総裁は、タイ国内の政情が最も悪化していた今月8-15日の期間に外貨準備高が大幅に低下したことを明らかにした。今月17日付の外貨準備高は、今月3日時点に比べ9億5339万米ドル減の1157億1367万米ドルとなったという。 外貨準備高が減少したものの、きちんとバーツ相場は管理できているとしており、国内政情が悪化した期間(今月3-17日)においてバーツ相場は対ドルで0.10バーツしか変動していないと強調した。