タイ証券取引所(SET)パタリヤ所長は、メキシコを中心に流行の兆しが見え始めた豚インフルエンザについて、現在この問題がどの程度株式市場に影響を与えるものか、調査・分析中であることを明らかにした。
アジア圏内に流行させず、この問題を早めにコントロールできれば、SARSや鳥インフルエンザほどの影響は与えないとしたものの、現時点で既に航空・観光業企業の株式を下落させているという。
またタイ国内の政情が安定に向かったことから、タイ株式市場は1日当たりの平均売買代金が98億バーツに上昇し、日によっては200億バーツを突破していると述べた。