タイのペートンターン・シナワット首相は、米経済誌フォーズスの「2024年の世界で最も影響力のある女性100人」で29位にランクインした。アジアでは中国電子商取引大手JD.comのサンディ・ラン・シューCEO(27位)と、インドのニルマラ・シタラマン財務・企業担当大臣(28位)に次ぎ3位。
タイ政府広報局によると、ペートンターン首相はセター・タビシン前首相が憲法裁判所によって罷免された後、2024年8月に第31番目の首相に就任した。
バンコク・ポストによると、ジラポーン・シントゥプライ首相府付大臣は、ペートンターン首相について、タイ史上最年少の女性首相だと語り、「首相は就任以降、複数県で多発した洪水やスクールバス火災事件などの国内危機への対応でリーダーシップを発揮し、セター前首相の政策を推進している」と述べた。