日本では富士山の写真を撮ろうと山梨県のローソン前に多くの旅行者が訪れ、道路に飛び出すなどの騒動が起こっているが、タイ南部パッタルン県のマノーラ通りにあるセブンイレブン前ではここ2週間、店舗の後ろにそびえるカオ・オク・タル山の写真を撮ろうと大勢の旅行者が押し寄せている。
カオソッドなど現地報道によると、マノーラ通りのセブンイレブンは、最近オープンしたばかり。旅行者や地元住民、インフルエンサーも訪れ、周辺は1日中賑わっており、カオ・オク・タル山の認知度は急激に上昇。パッタルン県の観光の宣伝にもなっているという。
一方、道路沿いで写真撮影やコンテンツ作成する人が多く、安全性に不安が高まっている。自動車が高架橋を下りる出口に近いため、事故が発生する可能性があるという。地元関係者は、観光地化は喜ばしいが、安全対策が必要だと語っている。