スワンナプーム国際空港を管理するエアポーツ・オブ・タイランド(AOT)セリラット取締役は、27日保健省病害対策局からの要請により、メキシコを中心に蔓延している豚インフルエンザウイルスの国内流入防止措置として、感染の可能性が高いと思われる人物を特定するスキャン装置を設置する方針を明らかにした。今後メキシコからの観光客は特別監視対象となり、重点的に監視していくとしている。
動物病害対策局によると、現在タイ国内の豚飼育施設で、豚インフルエンザを発見したという情報は入っていないものの、当面メキシコ隣国のアメリカ等から豚や家畜系の輸出を控えるとしている。