タイ工業連盟(FTI)食品工業会パイブーン会長は、今年のタイの食品輸出総額は前年の7400-7600億バーツから7200億バーツに減少する可能性が高いことを明かした。昨年の食品価格は異常な上昇を見せていたことから、今年はその反動による減少と見られる。また食品価格の下落から今年の平均利益率は前年比15%以上下落する見通しだという。
会長は、冷凍えびやツナ缶等の輸出が好調な米国市場、また果物・鶏肉の輸出が好調はEU市場、そして中国の食品問題によりタイ産海産物の輸出が好調な日本市場を注目しているという。