自動車部品メーカーのTBK(東京都町田市)は29日、タイ東部チョンブリー県のアマタシティ・チョンブリ工業団地にある連結子会社TBKK (タイランド)の新工場で、アルミ重力鋳造製品の量産を開始したと発表した。年産50万台から開始し、今後生産を増やす見通し。
[pagebreak 同社によると、量産を開始したのはアルミ重力鋳造(GDC)製品となるターボチャージャー用コンプレッサーハウジング(C/H)。IHIターボ(タイランド)向けに生産する。同製品の量産はTBKグループ初。
新工場では、GDC鋳造・型製作・中子成型・熱処理・加工・組立による一貫生産が可能。注湯やバリ取り工程、設備監視などを自動・ロボット化することで、品質の安定化を実現しているという。