タイ国政府広報局によると、タイを出入国する外国人旅行者の出入国審査用紙「To Mo 6(TM6)」記入の一時免除措置を、2025年4月30日まで延長する。当初は10月15日で終了する予定だった。
バンコク・ポストの報道によると、電子渡航認証(ETA)システムを開発するまでの間、陸路8カ所と海路8カ所の検問所を通過する外国人旅行者を対象に、TM6カードの提出を免除。入国手続きを簡素化し、検問所の混雑を緩和するのが目的。
免除措置以前は、外国人旅行者がタイに出入国する際、パスポート情報や個人情報、旅行情報をTM6に記入する必要があった。
開発中のETAシステムでは、ビザ無し入国を認めている93カ国からの旅行者は、タイ到着時にオンラインで情報を登録。登録時に発行されるQRコードを利用し、自動入国ゲートを通過できる。