野党プアタイ党スチャート下院議員は、タクシン派団体の反独裁民主戦線(UDD)を中心とした赤服集団を強制排除を行った今月14日に、タクシン元首相が隣国からタイ東北部に入国する予定だったことを明らかにした。
だが入国の準備を進めていた最中、元首相の妹ヤウワパー女史が、元首相の暗殺計画があるとの情報を得たことから、同党議員を通じて元首相にタイに帰国しないよう促したという。また軍内部にも元首相が帰国するとの情報が流れたことから、同党員が元首相に帰国を改めるよう求め、結局元首相自身で帰国を取りやめたとしている。