22日午後0時10分頃、タイ東部ラヨーン県のマプタプット工業団地にあるタイ・プラスチック・アンド・ケミカルズで火災が発生した。ポリ塩化ビニル(PVE)製造用の原液漏れが原因とみられ、同社は周辺住民に煙から身を守るよう警告した。
プラチャーチャート・トゥラキットの報道によると、火災は午後2時5分に鎮火。死傷者はいなかった。塩化ビニルガスは可燃性があり、吸入すると神経や血管、皮膚などに悪影響がある可能性があるという。
バンコク・ポストによると、タイ工業団地公社(IEAT)のスメート・タンプラサート総裁代理は、工場の風下地域の汚染レベルを24時間監視する必要があると述べた。スメート氏はIEATに対し、工場法第39条に基づき、同社の工場の部分的な操業停止命令を24日に出すよう指示した。