ペットを人のように扱う「ペットヒューマニゼーション(Pet Humanization)」ブームがタイで続いている。ペットの世話に費やす金額も大幅に増加。TTBアナリティクスによるとタイのペット市場は2024年に450億バーツに達し、前年比12.4%成長する見込み。動物クリニック数も拡大している。
TTBアナリティクスの調査によると、飼い主はペット1匹に年間約4万1100バーツを費やし、放し飼いの年間7745バーツと比べ、5倍の差があるという。
プラチャーチャート・トゥラキットの報道によると、バンコクのトンロー動物病院の最高経営責任者であるクリティカー氏は、事業拡大を計画していると述べた。10月には国内21店舗目となる新店舗をアソーク・プラサーンミット(スクムウィット31エリア)に出店し、2025年には海外1号店をベトナムに出店する。
またアラック動物も診療所を拡大。2025年にバンコク都内で新たに2店舗を開設する予定だ。