タイ内務省の災害防止軽減局は、9月20日からチャオプラヤー川の水位が上昇する恐れがあるとして、流域11都県に警戒を呼び掛けた。
プラチャーチャート・トゥラキットの報道によると、対象の11都県はバンコク、ウタイターニー、チャイナート、シンブリー、アーントーン、スパンブリー、アユタヤ、ロッブリー、パトゥムターニー、ノンタブリー、サムットプラーカーン。
特に堤防外側の低地は警戒が必要。地元当局は監視員を配置して水位を監視し、24時間体制で警戒する。
チャオプラヤーダムの放水量は毎秒1500立方メートル。河岸エリアの水位は9月20日以降、約0.6~1メートル上昇。氾濫の可能性があるのは、アーントーン県のポーンペーン運河、アユタヤ県のバーンバーン運河、パックハイ郡、セーナー郡(ノーイ川)。