タイ財務省と運輸省は、BTSやMRTなど電車7路線の国営化へ向けて検討を開始した。営業権を民間企業から買い戻した場合、約5000億バーツ相当になる見込み。
プラチャーチャート・トゥラキットの報道によると、民間企業からの路線買収は、連立政権の中核与党であるタイ貢献党の主要政策「電車全線20バーツ」実現に必要な措置だという。
ピチャイ財務相は16日、買収のため約3000億バーツの基金を設立する計画を明らかにした。今後、財務省と運輸省が共同で協議していく。
バンコク・ポストによると、営業権はBTSグリーンラインが500億バーツ、グリーンライン延伸区間が270億バーツ、MRTブルーラインが1150億バーツ、ブルーライン延伸区間が810億バーツ、MRTイエローが480億バーツ、MRTピンクラインが510億バーツ、MRTオレンジラインが1400億バーツ。