タイ・バンコクのバス高速輸送システム(BRT)は1日、天然ガス車両によるサービスを8月31日に終了し、新たに導入した新型電気(EV)バス23台の運行を開始した。乗客は2カ月間、無料で利用できる。
プラチャーチャート・トゥラキットの報道によると、サトーン通りからラチャプルック通りのBRTシステム運営権の入札で、バンコク大量輸送システム社(BTSC)が落札。運営権を獲得した。
各EVバスには、防犯カメラとGPSシステムを搭載。運賃は後日、バンコク都庁が発表する。運行時間は午前6時から午後10時まで。運行ルートはサトーン通りからラーチャプルックまで全14駅。
サトーン通りからラーマ4世通りまでの路線延伸は、陸運局の許可が下りていない。延伸できれば、乗客はMRTルンピニー駅でブルーラインへの乗り換えが可能になる。