タイ国民医療保障事務局(NHSO)は8月28日、王室官報に公衆保健サービスの追加支出に関する発表を公表した。NHSO傘下の「30バーツ医療」のステッカーがある薬局で無料配布する薬を、16症状から32症状に拡大。9月3日から有効となる。
マティチョンの報道によると、対象の32症状は、頭痛や筋肉痛、下痢、発熱、咳、生理痛、かゆみ、アレルギーなど。ゴールドカード(30バーツ医療)を持つ人は、薬局で薬剤師に症状を伝えると、無料で薬を受け取ることができる。病院まで行く必要が無いため、病院の混雑緩和も期待できるという。