タイ・バンコクで複数のメタノール入り密造酒が見つかり、飲酒した6人が死亡した事件で、捜査当局は製造・販売者に対する捜査範囲を拡大している。タイ保健省医療サービス局は28日、密造酒を販売していた18店以外の店で酒を購入した患者もいたと明らかにした。
マティチョンの報道によると、同局のパイロート副局長は、密造酒を販売したと判明している都内18店以外の店から、酒を購入した患者が搬送されたと述べた。現在も都内で有毒な密造酒が販売されている恐れがあるとして、違法な酒の飲酒を止めるよう警告した。
またバンコク・ポストによると、都内18店に密造酒を販売した容疑で、当局は49歳の女を酒類の違法製造と過失致死・傷害の罪で起訴した。