タイ東北部ナコーンラーチャシーマー県で建設中の高速鉄道トンネが24日に崩落し、作業員ら3人が生き埋めになった事故で、救助隊は29日、ミャンマー人作業員1人の遺体を発見した。残り2人の救助作業が続いている。
プラチャーチャート・トゥラキットの報道によると、タイ国鉄(SRT)のエーガラット総裁は、SRT救助隊と中国の救助チームが、トンネル内に残されている中国人の現場監督と作業員を捜索中だと述べた。
現場は、崩れ落ちた岩石や土砂が断続的に滑り落ち、除去作業に時間が掛かっているという。
崩落したトンネルは、バンコクとラオス国境のノーンカーイ県を結ぶ、タイ・中国高速鉄道の一部。