カオソッドの28日付報道によると、タイ・バンコクの露店でメタノール入りの有毒な酒が販売された事件で、死者が6人になった。累積患者数は37人。9人は治癒している。
22人は病院に入院して治療中。人工呼吸器を付けた重症患者は7人。
バンコク・ポストの報道によると、酒はバンコクのサパーンスン区の住宅で違法に製造されたもので、サンプル調査でメタノールとイソプロパノールの成分が検出された。
物品税局のニッタヤ・ソレークル副局長は27日、被害者は全員、露店で酒を購入したと述べた。当局と警察が酒を密造していた住宅を家宅捜査し、製造器具や材料、密造酒を押収。密造酒のサンプルを検査した結果、メタノールとイスプロパノールが検出されたという。