24日午後11時30分頃、タイ東北部ナコンラーチャシーマー県パークチョン郡で建設中のタイ・中国高速鉄道トンネルが崩落し、現場監督1人と作業員2人がトンネル内に閉じ込められた。救助隊は25日午前4時30分時点で生体反応を確認。救助作業が続いている。
マティチョンの報道によると、トンネルはタイと中国が共同で建設していた。現場にいた作業員は警察の調べに対し、作業員2人がトンネル内を重機で掘削中、突然崩れたという。
ネイションによると、崩落当時、雨は降っていなかった。
当局によると、閉じ込められた3人は中国籍の現場監督と作業員、ミャンマー国籍の作業員だという。
バンコク・ポストによると、政府はバンコクと同県を結ぶタイ・中国高速鉄道(全長251キロメートル)を建設中。崩落した区間は2028年に完成予定。