タイ北部で発生した洪水で、ナーン県の寺院にある大蛇王(パヤーナーク)の像が首まで水没している。過去には頭まで完全に水没した年もあるという。
マティチョンの報道によると、大雨の影響で河川が氾濫し、ナーン県内ではチャルームプラキアット郡、トゥンチャーン郡、チェンクラーン郡、プワ郡、ターワンパー郡、バーンルワン郡、ウィエンサー郡、ナーノーイ郡、ムアン郡、プーピエン郡が浸水。数千軒以上の民家が冠水している。
フェイスブックユーザーのギッティパット・スメティさんは22日、ターワンパー郡のドーンタン寺院周辺の現在の状況と、2006年と2011年、2018年、2024年の洪水写真を投稿。大蛇王の像がどの程度水没しているかを見ると、各年の水位が比較できるという。