タイ中部チャイナート県のチャオプラヤーダム第12灌漑事務所は、チャオプラヤー川流域のウタイターニー、チャイナート、シンブリー、アーントーン、スパンブリー、アユタヤ、ロッブリーの7県に、水位の上昇と河川の氾濫に注意するよう呼び掛けた。
クルンテープ・トゥラキットの報道によると、ワッチャラ事務所長は各県知事に対し、大雨の影響でチャオプラヤーダムの貯水量が上昇しているため、24日から30日にかけて警戒するよう通知した。
下流のチャイナート県サッパヤー郡からアユタヤ県パックハイ郡の河川の水位は、1~1.2メートル上昇する恐れがある。同事務局は、農地への影響を抑えるため管理を続けるとしている。
8月22日午前9時のデータによると、ナコンサワン県のC.2ステーションの水量は毎秒704立方メートル。チャオプラヤーダムの水量は毎秒400立方メートルで、500~700立方メートルまで上昇する見込み。