タイ高等教育・科学・研究・イノベーション省によると、ラジャマンガラ工科大学スワンナプーム校で15日、工学部1年生を在校生が集団で暴行する事件が発生し、同大学が学生4人を退学処分にした。
公共放送PBSによると、新入生の工学部の学生は13日、暴行を含む新入生歓迎会に参加。暴力に耐えかねた学生と両親は15日、キャンパスを訪れ、上級生と別の建物のクラスに移動できるよう教職員に頼んだ。
教職員との協議後、学生と両親は校内で上級生グループに遭遇。上級生8人は学生を罵倒し、学生と父親を暴行したという。
同省のスチャーダー暫定大臣は19日、学生と両親が同省を訪れ、事件について苦情を申し立てたと述べた。新入生歓迎会には、卒業生なども加わった可能性があるとして、当局が調査を続けている。
被害を受けた学生は転校を申請した。