タイの新首相に選出されたペートーンターン・チナワット氏は18日、バンコクのボイススペースビルのメインホールで記者会見し、前政権の大規模な景気刺激策を継続すると述べた。
プラチャーチャート・トゥラキットの報道によると、ペートーンターン新首相は国王の任命を受け、宣言式に臨んだ。
ペートーンターン新首相はセター前首相に対し、「1年間、国のために全身全霊を捧げてきたことに感謝する」と述べ、「私は国民に最大限、奉仕する用意があり、国民の生活の改善に全力で取り組む。経済の活性化や麻薬問題、全国一律30バーツの医療体制、タイのソフトパワー政策を推進する」と決意表明。9月に具体的な政策を発表すると述べた。
タイ貢献党の主要政策であるデジタル・ウォレット政策に関し、ペートーンターン首相の父親であるタクシン元首相が中止するよう指示したと報道があったが、ペートーンターン首相は否定。今後も政策を継続すると述べた。