タイ運輸省は、国鉄SRTのレッドライン延伸事業で、日本に投資を呼び掛けている。スリヤ運輸相は13日に、在タイ日本大使の大鷹正人氏らと面会。日タイ間の交通協力について協議した。
マティチョンの報道によると、同省は、レッドラインの維持管理について、高度な鉄道技術とメンテナンスの専門知識を持つ日本企業に協力を求めた。またレッドライン延伸事業への投資を検討するよう、日本側に要請した。
SRTは3路線の延伸事業を計画。スリヤ氏は、ゴールドラインへ導入した日本式の全自動運転システムAGTの成功を受け、ブラウン・グレー・ブルーラインなど各路線にもAGTの導入を目指していると述べた。