タイは独身人口の増加と出生率の低下に伴い、高齢化社会へ突入している。過去10年間で、タイの60歳以上の高齢者は年間約4.89%増加した。カオソッドが報じた。
国連のデータによると、タイの2023年の60歳以上の人口は1306万人。総人口の20.08%を占め、前年比4.353%増加した。
商務省貿易政策戦略事務局(TPSO)のプーンポン事務局長は9日、高齢化は企業にとって好機でもあると指摘。介護事業の成長と新たな取引を拡大する機会になると述べた。
世界の60歳以上の人口は、2023年に約11億5000万人、2039年には16憶6000万人と45.2%増加する見込み。