タイ東部チョンブリー県のパタヤ市は7月30日、タイ国鉄の鉄道路線SRTレッドラインのパタヤ延伸について公聴会を開き、新路線は10駅構成で、総延長距離は17.37キロメートルになると発表した。
マティチョンの報道によると、公聴会にはコンサル会社や地元事業者らが参加。レッドラインのルートは、ウォンウィアンヤイからタッププラヤー交差点を経由し、イースタン・ナショナル・スポーツ・トレーニングセンター(パタヤ・スポーツスタジアム)に至る。各駅の間隔は800~1000メートル。
レッドラインはモノレール形式を採用する。道路の占有スペースが少なく、パタヤ市の観光環境に最も適しているが、建設・維持費の上昇が懸念点だという。
また新路線事業に最適な投資形態は官民パートナ-シップ(PPP)で、将来の東部経済回廊(ECC)開発や観光に有益なインフラになるとしている。