マイクロソフトが開発・販売するオペレーティングシステム(OS)のウィンドウに19日、大規模な障害が発生し、世界各国の航空会社や金融機関が影響を受けた。タイの金融機関や病院でもトラブルが発生した。
プラチャーチャート・トゥラキットなどの報道によると、サイバーセキュリティ会社のクラウドストライクが提供したソフトウェアが原因とみられる。
タイでは金融機関や病院、航空会社などに影響が出た。電子サービス経由でタイ株やタイ先物取引株への入金ができなくなったほか、病院のITシステムに影響が出た。シリラート病院ではパソコンシステムがダウンし、診療をキャンセルしたという。エアアジアはシステム障害により、搭乗手続きなどを全て手動に切り替えた。