タイ中央銀行(BOT)ソラシット副総裁は、赤服集団のデモ集会激化等の影響で政情不安が高まったことにより、今年のタイのGDP成長率が当初の予想より悪化する見通しであるものの、金融機関を不安定にさせるほどのものではないと述べた。 これは現在金融機関のBIS比率が規制対象となる8.5%より高いことに加え、今回のデモ活動で影響を受けた金融機関の損害額は、一部ATMが破壊される程度で軽微であったことを挙げている。