タイ法務省のポンサワート次官は16日、首相官邸で、8月22日にタクシン・チナワット元首相の仮釈放期間が終了すると明らかにした。裁判所が釈放状を発行後、タクシン氏は無罪証明書を取得する予定。
バンコク・ポストによると、タクシン氏は現在、保護監察局の監視下にある。同氏の次女でタイ貢献党のペートンタン・チナワット党首は、タクシン氏には党と政府に貢献できる経験と知識、構想があると語った。
首相の法律顧問であるウィサヌ氏は、タクシン氏の刑期終了後、政府がタクシン氏に協力を求めれば、大臣職などを除く政府内の役職に就くことができると述べた。一時的な首相顧問や、特定任務の特定代表などが当てはまるという。