タイ政府は麻薬問題への取り組みを強化している。東部チョンブリー県シーラーチャー郡レムチャバン港税関を訪問したセター・タビシン首相はこのほど、同税関で麻薬などの原材料となるトルエン90トンを押収したと発表した。
プラチャーチャート・トゥラキットの報道によると、トルエンはコンテナ6個から発見。トルエン90トンは、覚醒剤2億7000万個、コカイン45キログラムなどの原材料になる可能性があるという。
セター首相は、関税局や工業事業局、警察、麻薬取締局の連携を称賛した。トルエンは、韓国からレムチャバン港を経由してミャンマーに輸出する予定だった。当局は輸入業者に対し、召喚状を発行したという。