タイのバンコク首都圏を走る地下鉄・高架鉄道MRTの6月28日の利用者が、8万6000人を超え、運行開始以来最高を記録した。最も利用者が多かった駅はタラートバーンヤイで、9586人。
プラチャーチャート・トゥラキットの報道によると、MRTを所有するタイ大量高速輸送公社(MRTA)のウィッタヤー総裁代理は、政府が昨年10月16日に導入した全線上限20バーツ運賃を初めて適用したのがパープルラインだと述べ、乗客急増の理由に挙げた。
昨年10月16日から今年6月30日までのパープルラインの乗客数は、1日平均6万4582人。1日当たり平均6197人増加した。20バーツ措置の実行前(昨年9月16日から10月15日まで)の1日当たりの平均利用者は5万8385人。
また6月16日から、クローンバーンパイ駅に接続する新バスターミナルの運用を開始。乗り換え客の増加で、同駅の6月後半の1日当たりの利用者は、6月前半比7.02%増の3992人となった。